![]() |
|
韓国の盧武鉉大統領(左)が2日午前、平壌で行われる南北首脳会談に向かうため軍事境界線を徒歩で越え、北朝鮮入りした。隣は権良淑夫人=ロイター |
![]() |
|
盧武鉉大統領の訪韓ルート |
盧大統領は2日朝、出発前に国民に向けた声明を発表し、「平和定着と経済発展のための実質的で具体的な進展を成し遂げる」とした。「6者協議の成功を促進し、半島と東北アジアの平和に寄与する」とも語った。
大統領は南北縦断道路を車で北上。午前9時過ぎ、軍事境界線の手前で下車し、李在禎(イ・ジェジョン)統一相や金万福(キム・マンボク)国家情報院長らとともに徒歩で北側に入った。北朝鮮の金永南(キム・ヨンナム)・最高人民会議常任委員長が平壌で出迎え、午後に大統領と会談する。金総書記との正式な首脳会談は3日になる見通しだ。
事前の合意では、議題を「半島の平和」「民族共同の繁栄」「祖国統一」の3分野に設定。南北と米中が参加する4者協議の発足、境界線に展開する兵力の見直し、開城工業団地を発展させた「南北経済共同体」構想などを話し合う。こうした成果を盛り込んだ共同宣言の採択を目指す。
また、韓国側は、朝鮮戦争当時の韓国軍捕虜や離散家族問題を人道問題として取り上げる中で、日本人拉致問題にも言及するとしている。
盧武鉉政権は03年2月の政権発足以来、南北首脳会談開催を模索した。同年に寧辺の原子炉の再稼働などで緊迫したが、06年10月の北朝鮮の核実験後に6者協議や米朝協議が活発化。北朝鮮側が「北南関係や周辺情勢が好転した今が最も適した時期だ」(金総書記)と会談に応じた。当初は8月末に開く予定だったが、北朝鮮の水害被害のため延期された。
Posted by Takumi



